身近な対策

前項でも少々触れましたが、身近な排出量減少対策はいろいろあります。暖房や冷房も別々の場所にするのではなく、できるだけひとつの部屋で利用すれば更に効果があがります。照明などの無駄な電力を削減できて、二酸化炭素削減に効果があります。
電子レンジ、炊飯器、テレビなどでは待機電力をカットするようにしましょう。洗濯をする際が、お風呂の残り湯を有効利用すれば、節水と節電になります。お風呂もシャワーの方が二酸化炭素削減に効果があります。
自動車は大量の二酸化炭素を排出します。自家用車での移動をできるだけ公共機関の乗り物へと移行すれば二酸化炭素削減にかなりの効果があります。自家用車でのアイドリングも、30分以上にもなるなら、エンジンを止めるようにしましょう。自転車でいける場所、歩いて行ける場所もあるはずです。
個人レベルでできる対策は、かなり小さなことですが、何億人もの人が同じように考えれば、二酸化炭素の排出量は確実に減少していきます。
植樹も重要です。植物は、動物と同様に酸素を吸って二酸化炭素を出す呼吸をしています、日光が十分ある昼間は、光合成がさかんに行うので、二酸化炭素を吸収し、酸素をはき出します。この量は多く、呼吸ではき出す二酸化炭素や、吸収する酸素の量をはるかに超えるのです。森林の伐採は良くないという事がよくわかります。